女の子に人気の習い事といえばバレエ。小学生の娘に習わせたいけれど、年間でどのくらいの費用がかかるかわからない方にむけて、バレエ教室のレッスン回数と月謝の目安をご紹介します。
小学生のバレエでかかるお金
バレエの費用は大きく分けて、「入会金」「月謝」「発表会」「レオタード、タイツなどの消耗品」が挙げられます。
入会金はいくらかかる?
ほとんどのバレエ教室には入会金があり、相場は1万円~3万円になります。バレエ教室によっては、定期的にキャンペーンを実施しているところもあり、入会金が無料や半額になっていることもあります。
キャンペーンの時期は、3月4月など春先の進学シーズンに実施していることが多いです。
月謝は他の習い事とあまり変わらない価格帯
月謝は、 ピアノ、水泳、チアダンスなど、他の習い事と比べて桁外れに高いわけではありません。 バレエの月謝は、教室に通う回数によって変わります。東京と神奈川のバレエ教室を20件ほど調べたところ、平均的な相場は、週1回 7,000円、週2回 12,000円、週3回 17,000円でした。
ただし、立地やバレエ教室の方針によって、月謝には幅があります。参考までに、週のレッスン回数ごとの、価格の幅も記載しておきます。
週1回 | 6,000円~10,000円 |
週2回 | 10,000円~15,000円 |
週3回 | 15,000円~20,000円 |
バレエ発表会の費用には要注意!
バレエはお金がかかると言われる最大の理由は、「発表会」にあります。出演料や豪華な衣装のレンタル、ゲストの先生へのお礼のお花代、舞台の写真やDVDの購入など、積み重ねると1回の発表会の出演で10万円は超えます。
学年が上がり、踊る曲の数も増えると、出演料が高くなる傾向にあります。
出演料 | 70,000円 |
衣装代 | 10,000円 |
写真/DVD/ブルーレイ購入 | 20,000円 |
諸費用(お花代/メイク道具/お弁当) | 10,000円 |
発表会の開催頻度は、「毎年開催」「2年毎に開催」「発表会をやらない」など教室によってさまざまです。また発表会に必ず参加しなければいけない教室もありますので、費用面も考慮してバレエ教室を探すとよいと思います。
バレエの消耗品と費用感はいくら?
レオタード、タイツ、バレエシューズなどのバレエ用品は、消耗品です。子供の場合は、すぐに身長や足のサイズが大きくなりますので、買い換えが必要になります。
レオタードは3000円、タイツは2000円、バレエシューズは2000円くらいが目安です。週1回レッスンに通う程度でしたら、少し大きめに購入して、1年に1回買い替えるくらいが目安です。
後援会・母の会の会費
後援会や母の会として年会費がかかるバレエ教室もあります。年会費は、イベントや発表会を開催するときの諸経費として使われます。1家庭につき、年間で2,000円~3,000円ほど発生します。
小学生のバレエでかかる費用まとめ
上で紹介したバレエでかかる金額の目安をまとめました。
入会金 | 10,000円~20,000円 |
月謝 | 6,000円~10,000円 ※週1回レッスン |
発表会 | 100,000円~200,000円 ※特別レッスン代、衣装代、写真・DVD購入など |
消耗品 | 5,000円~10,000円 ※タイツ、シューズ、レオタード |
年間でかかるバレエ費用は20万円~
発表会がある教室で、週1回レッスンしたときのバレエにかかる年間の費用をシミュレーションしました。発表会を毎年おこなわない教室もありますので、その場合は、年間で10万円程度に抑えられます。
【バレエ費用のシミュレーション】入会金・・・10,000円
月謝(週1レッスン)・・・84,000円(7,000円×12ヶ月)
発表会・・・100,000円
消耗品・・・7,000円
合計・・・201,000円
以上の事から、バレエ教室の費用は、発表会の出演で大きく変わることが分かります。お子さんに、発表会の舞台で踊る経験をさせたいという事でしたら、大きな出費も覚悟して、発表会に力を入れているお教室を選ぶ必要があります。
また、バレエを通して普段の姿勢や、礼儀作法、芸術面を育てたい。という事でしたら、豪華な発表会を開催していなくても、普段のレッスンがしっかりと行われているバレエ教室を選ぶことを、お勧めします。