バレエ留学に必要な費用まとめ!見落としがちな費用とは?

そろそろバレエ留学をしたいのだけれど、費用がどのくらいかかるのか不安ですよね。留学先を決めることができても学費が払えなければ元も子もありません。

今回はバレエ留学にかかる、おおよその費用についてご紹介するので参考にしてみてください。

バレエ留学の学費 国別

ドイツ

ドイツ国旗

一番留学費用が抑えられると言われているのはドイツです。なぜならドイツは国公立の学校が多く、私立の多い他の国に比べると圧倒的に学費を抑えることができます。

ドイツの公立学校では、学費が無料のところから多くても年間20万円ほどのようです。また、私立学校でも年間60~70万円以下で他の国の私立学校と比べても安い事が多いです。

ですので、全体で年間約100万円あれば大丈夫でしょう。国内で教室代、コンクール代、発表会の費用等を払うより安くつく可能性もあります。

ロシア 東ヨーロッパ

ロシア国旗

これらの国では、ドイツに次いで留学費用が安く抑えられると言えます。学費は年間約100万円ほどになります。物価も安い国が多く、生活費が安く抑えられるのもポイントです。

ただ治安が安定していない国もあるので気を付けてください。全体としては、年間150ー200万円ほどになりそうです。

ヨーロッパ カナダ アメリカ オーストラリア

一概には言えないのですが、私立学校が多いので学費が高くなりがちで年間約180万円前後になるでしょう。これらの国は物価の高い都市もあるのでその他の費用も高くなっていきます。寮がない学校が多かったりもするので、ホストファミリーを探したり、アパートを探したりするのに予想外に費用がかかってしまうこともあります。

全体では年間250ー300万円ほど見ておくといいと思います。

イギリス

イギリス国旗

イギリスは留学費が高い国のひとつです。

公立学校が少なく、Royal ballet schoolなどほとんどが私立のバレエ学校のため学費が高くなります。学費は年間約250万円前後。また全寮制の学校が多いため寮費も必ずセットになっていることも多いということです。

イギリスポンドは為替レートも高いですし、ロンドンなどでは物価も高いので生活費も高くつくということを考えておかなければなりません。

全体では年間350ー400万円程かかることになります。

 

イギリスはビザの取得に英語の試験も必須なので、その勉強費も必要になるでしょう。

学費以外にかかる費用

寮費、食費などの生活費

生活していく以上必ず必要になってくる費用ですね。

滞在の方法としては、寮に入るか、ホームステイをするのか、自ら部屋を借りて住むのかに大きく別れると思います。コレは物価によって様々なので留学を考えている地域を調べてみてください

寮は学校に問い合わせるか、入学手続きの際に教えてくれることがほとんどだと思います。学校によってはバレエ学校専用ではなく様々な学校の生徒達が住んでいる寮の場合もあります。

 

ホームステイの場合はエージェントなどを利用して探すことになるかもしれません。そうなるとエージェント費用も数十万かかる可能性があるので注意しなければなりません。

私の場合はホームステイ先をバレエ学校に紹介してもらったので、エージェント費用はかかりませんでした。ホームステイ費用もホストファミリーによって幅があるので交渉が必要かもしれません。

エージェント費用

ホームステイのエージェントもそうですが、オーディションをするのにもエージェントを利用した場合かなりの金額がかかってしまうかもしれません。費用を抑えたい場合は、全て自分でやってみましょう。語学力に自信が無くてもこれから海外で生活するには必要な力ですので、まずはやってみることも必要です。

 

私はバレエ教室に頼れる先輩方がいらっしゃったのも助かって、全て自分で行いました。オーディションの申し込み程度のやりとりだったら多少の英語力があればできるはずです。行き詰まってしまった時点でエージェントを頼るというように奥の手として取っておくと良いです。

渡航代

フルスカラーシップ(奨学金による学費免除)の場合でも、必要な費用が渡航費です。(学校によるかもしれません)

多くの学校の場合、夏休みが約2ヶ月と冬休みが2週間ほどあります。その際に日本に帰るのであれば年二回の日本との往復渡航費をみておきましょう。時期や経由地によっては安いチケットもあるのである程度抑えることは可能です。

冬休みは帰国しなくてもいいと思っていても、もし寮に住むのであれば学校が休みの時は寮が休みの可能性もあります。

 

私の留学した学校の寮は日曜日も閉まっていたので、各自現地の友達の実家などにお世話になりに行っていました。その場合は宿泊費食費を払っていたので寮に入る場合はどのようなシステムになっているか確認することが必要です!

ガーディアン費用

年齢と国によっては、ガーディアン(後見人)が必須の場合もあります。

その場合はガーディアンに支払う費用も考慮しましょう。エージェントに頼んでいるのであれば教えてくれますが、自分で手配する場合はバレエ学校に相談してみるのも良いと思います。

保険/ビザ費用

留学する前にビザの取得が必要です。ビザ申請には旅行保険や健康診断、公的資料の提出など様々な手順があります。特に地方に住んでいる方は交通費などで意外な費用がかかる可能性があります。またその国の保険に加入することが必須の国もありますので確認しましょう。

まとめ

今回はバレエ留学の費用についての記事でした。安いドイツであれば、年間100万円〜高い国や私立学校だと年間400万円ほどかかります。

費用を考えることも大切ですが、バレエの留学先を決めるときは費用だけで決めないようにしましょう。学校のレベルや特色、学業面、就職率、国柄なども考慮して選ぶことをオススメします。

また、どうしても費用を抑えたい方はスカラーシップを狙ってみるのも良いでしょう。フルスカラーシップが取得できれば、学費や生活費が免除されるのでかなり楽になるでしょう。

色々なことを考慮して、夢に向けた新たな一歩を踏み出してみて下さい!

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