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バレエを始める年齢は何歳がいい?早ければ早いほうがいいは嘘?

子供の習い事として、バレエを検討しているけど 「小学生になってからバレエを始めるのは遅い?」と疑問に思っている親御さんは多いのではないでしょうか?バレエを始める年齢はいつが良いのか紹介したいとおもいます。

未就園と小学生のバレエクラスの特徴

まずは、子供の年齢ごとにどのようなレッスンをするのかご紹介します。

3歳から6歳まではバレエを踊るための基礎づくり

バレエ教室によっては、ベビー・キッズクラスがあり、3、4歳からバレエを始めることができます。

一般的に、6歳以下の子供のバレエクラスは、トウシューズを履いた状態でのステップや、アラベスクなどの複雑なポーズはおこないません。

主に、クラシックバレエを踊れる体づくりのために、教室では以下の内容を重点におこなっています。

  • 強くて、しなやかな体をつくるための「筋トレ」と「ストレッチ
  • リズム感を育てるための「ステップ
  • バーを使ったバレエの基礎的な「ポジション」や簡単な「

小学生1~3年生では、子供のレベルに合わせて、少し複雑なパを練習するようになります。

小学3年生ごろから難易度の高いバレエのレッスンがスタート

小学低学年では、エシャッペやパドブレといった基本的なパのレッスンをしますが、3年生頃からグランワルツと呼ばれる、複数のパを組み合わせた練習もおこなうようになります。

また、10歳から12歳ごろから、徐々にトウシューズを履いたレッスンも始まります。ただし、トウシューズに関しては、骨や筋肉の発達が未熟な場合、ケガをする可能性もあるため、先生から許可をもらったお子さんから履き始めるかたちになります。

小学生から初めてもバレリーナになれる!

上でご紹介した通り、未就園児については、踊れる体づくりがメインになります。ですので、例えば、体操やスポーツで体づくりができていたり、もともとバレエに適した体形のお子さんの場合、小学生からバレエを始めてもプロのバレリーナを目指すことができます。

また、プロを目指していなくても、綺麗な姿勢や礼儀作法などはしっかりと身に付きます。

実際に、小学生からバレエを始めて、世界的に有名になった方をご紹介します。

英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル「吉田都」

吉田都さんは9歳(小学校4年生)から、クラシックバレエを習い始めました。高校2年生に「ローザンヌ国際バレエコンクール」で優勝(スカラシップ賞)して、それをきっかけに、英国ロイヤルバレエ学校に入学。その後、イギリスのロイヤル・バレエ団でプリンシパル(主役級)として長きにわたって務めてきました。世界的に有名なバレリーナです。

英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル「熊川哲也」

熊川哲也さんがバレエを始めたのは10歳(小学校4年生)からです。「ローザンヌ国際バレエコンクール」で 日本人初のゴールドメダルを受賞。ロイヤル・バレエ団でソリストを経験の後、プリンシパル (主役級)に昇格しました。現在は、 Kバレエカンパニーを設立し、後進の育成にも力を注いでいます。

スイス・ローザンヌ国際バレエコンクールで2位「前田紗江」

前田紗江さんは小学校1年生からバレエをはじめ、 2014年に「ローザンヌ国際バレエコンクール」で第2位スカラシップ賞を受賞しました。 シチズンの薄型腕時計「Eco-Drive One」のテレビCMにも出演し話題になりました。現在は、ロイヤル・バレエ団の研修生からアーティストに昇格しています。

バレエを始めるのに年齢は関係ない!

もし、プロのバレリーナとして活躍したいというお子さんの気持ちがある場合は、小学生の3年生までにはバレエを始めたほうが良いかと思います。そうではなく、バレエを楽しみたいという場合は、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、産後、どのタイミングで始めても綺麗な姿勢や仕草、体の柔らかさは身に付きます。

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