バレエ留学してもっとレベルアップしていきたいと思っているけれど…
外国人の生徒の中に混ざってクラスを受けること、ひとりで海外に行って生活をすることを考えると、語学力がどの程度必要になってくるかは気になるポイントですよね。
この記事では
- 語学レベルってどれほど必要なの?
- バレエの為に知っておいたほうがいい言葉ってあるの?
- 英会話教室などには通ったほうがいい?
- 必要なのは現地の言葉?それとも英語?
などの疑問を持っている方に参考にして頂ければ幸いです。
必要なのは日常会話とクラスのための語学
まず日常生活に困らない最低限の語学力は身につけておきましょう。
必要最低限度の語学力とは、
- 挨拶や簡単な雑談
- スーパー等での買い物
- 学校でのスケジュールの把握
- 分からないことは質問できる
というようなことです。
留学時の年齢にもよるかもしれませんが、英語であれば学校教育のみでもこの程度は習得可能です。学校で勉強するのと実際に使うのとでは違って緊張するかもしれませんが、カタコトでもいいので勇気を持って話してみましょう。
またバレエ学校ではクラスで話し合って振り付けを作っていったりすることもあります。せっかくの留学生活、語学に引け目を感じてクラスメイトと仲良くなれなかったり、積極的にクラスに参加できないのは、とてももったいないですよね。
バレエのクラスに必要な語学力
日本語でも日常会話ではあまり使わないけれど、バレエではよく使う言葉ってありますよね!
- 基本の体の部位(腕 頭 脚 膝 つま先etc)
- 解剖学用語(関節 筋肉 骨の名前)
- 動作の単語(伸ばす 曲げる 引き上げる)
- 方向等の単語(上手下手 ナナメ 幕 奈落)
などの単語です。
先生の注意がわからなければ成長もありません。普段日本語でのレッスンでも使われている単語をチェックして勉強しておくといいですよ。
また、理解ができていないとクラスをいい加減に受けていると思われかねません! もし言葉がわからないときは、その都度質問しましょうね。聞かぬは一生の恥です。
もちろんバレエの知識も大切
これは留学しようと思うレベルの人であれば身についていることだとは思いますが、バレエの知識も大切です。言葉は分かっても、知らないことを理解するのはとても難しいことです。
簡単な例をあげると、
「プリエは膝を柔らかく、床を押して~」
「上手前からマネージを~」
なんてバレエの知識がない人が言われても、わかりませんよね。
知っていて当たり前のこととされるバレエも知識は勉強しておきましょう。
イギリスに留学するならテストが必須!
ほとんどの国ではバレエ留学で語学力を問われることは稀ですが、もしあなたがイギリスに長期(6ヶ月以上)留学したいと思っているなら、ビザを取るために【IELTS】という英語のテストを受けなければなりません。
また学校によっては現地の言葉で授業を行っている学校もあります。
特にロシアやドイツ、フランスなどが語学クラスがあったりすると聞いたことがあります。英語が話せない先生もいらっしゃるので、留学したい学校や留学する学校が何語で授業をおこなっているのか調べておきましょう。
まずは基本的な英語を身につけること。そして英語圏外であれば、留学前に現地の言葉も少しでもいいので勉強しておくと留学後に役立つこと間違いなしです!
さいごに
私が中学校に在学していた当時、母校にはネイティブの先生が在中されていたので、お昼休みなどでよく遊びに行って英語を使うようにしていました。
そのおかげか留学期間で英語を喋るのが怖いという感覚や、分からなくて困った!という記憶はありません。
(バレエ史の授業はちょっと難しくてわからなかったです笑)
日本で全くネイティブ方と話す機会がなくて不安という場合は英会話教室に少しでも行ってみるのみいいかもしれません。
私の初留学時の英語レベルはそれほど高いものではなかったと思います。それでも留学を楽しみ、たくさんの経験をすることができました。
踊りは言語を使わないでも、仲良くなれる素晴らしいコミュニケーションツールでもあります。恐すぎずに飛び込んで積極的に話してみることで語学力もどんどん身につけていくことができます!
いずれにせよ、チャンスがあるのならば「語学が苦手だから」という理由で留学を諦めてしまう必要はないと思います。
あなたの留学を有意義に過ごすためにも今回ご紹介したポイントを踏まえて準備しておきましょう!