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バレエ留学のスカラシップ取得方法と向いている人とは

バレエ留学を目指している人は誰も、スカラシップを取れたらいいなと思っているものですよね。

学費免除になるし、学校によっては寮費も免除されるところもあります。バレエ留学したいけど経済的な理由で躊躇している人にはスカラシップはとてもありがたい制度です。

ところで、スカラシップってどうやって取るか知っていますか?この記事ではそんなスカラシップの取得方法と、どんな人がそれぞれの取得方法に向いているかを紹介していきます。自分に合っている方法を見つけてスカラシップの取得に挑戦してみましょう!

スカラシップの主な取得方法

スカラシップをとる方法は大きく分けて4つあります。

  1. バレエコンクールに出場し副賞をもらう
  2. 国内で開催されるバレエ学校オーディションに参加する
  3. 直接学校のオーディションを受ける
  4. サマースクールに参加する

それでは、それぞれの方法について細かく見ていきましょう。

①バレエコンクールに出場し副賞をもらう

みなさんがスカラシップの取得方法として一番最初に思いつくのはコレかもしれませんね。

最近は国内でもバレエ学校の校長先生方が審査員をされていたりするコンクールが増えてきました。中にはヴァリエーションだけで無くクラスを見てくださったり、指導もしてくれるようなコンクールもあります。

国外のコンクールに出場するのはハードルが高いかもしれませんが、コンクールによっては多くのバレエ学校が参加しているものもあるので、行きたい学校があれば検討してみてはいかがですか?

メリット

学費が自己負担の入学許可や部分的や期間限定のスカラシップではなく、全額免除のフルスカラシップを授与されることが多いことです。
また他の方法だと学校の先生が合否を決めることもありますが、コンクールで気に入ってもらえるという事は校長先生お墨付きをもらえるということ。留学先の校長先生に気に入ってもらえれば、たくさんの経験のチャンスを恵んでもらえるでしょう!

デメリット

学校の雰囲気があまりわからない。
授賞式後に校長先生とお話しする機会はあるかもしれませんが、そんなに長く話せるわけでもありません。名門校ならあまり迷いはないかもしれませんがこれから1年以上お世話になる学校や国のことを事前に知っておけないのはデメリットといえるかもしれません。

向いている人

  • テクニックもしっかり魅せられるバリエーションが得意な人
  • クラスより舞台上の方が輝ける人
  • お客さんがいる状態の方が力を発揮できる人
  • 一発本番に強い人

②日本で開催されるバレエ学校オーディションに参加する

世界で活躍する日本人ダンサーが増えてから、海外のバレエ学校でも日本の優秀な生徒達に注目している学校もあり、数は少ないですが日本国内でもオーディションが開催されています。

メリット

コンクールより長い時間、少人数でじっくり見てもらえるので、入学後も思っていたのと違う!と思われることは無いと思います。
実際に学校の先生にクラスをしてもらえるので、普段学校でどんなクラスをしているのかも分かります。先生の人柄などもクラスを通して見えてくるので、自分に合っているかも見ることができます。

デメリット

ほとんどが東京等の都心部で開催されているので、何校もオーディションを受けるのであれば地方の方は少しハードルが上がるかもしれません。
スカラシップ有りと記載されていても、実際行ってみると半分免除だったり、サマースクールに来てから決めます。と言われることもあるので、すぐ決めたい人には難点ですね。

向いている人

  • クラスが得意でじっくりを見てもらいたい人
  • 短い時間で魅力を出すのが苦手な人
  • 舞台上での演技やバリエーションで緊張してしまう人
  • 少人数で見てもらいたい人

私の場合はこの方法で留学先を決めました。実際に受けたオーディションクラスも楽しく受講でき、校長先生に気に入ってもらえたので、特に不安も無く留学できたと思っています。

③現地で直接バレエ学校のオーディションをしてもらう

現地のバレエ学校に直接連絡をしてオーディションをしてもらうこともできます。日本から現地に行って見てもらうのはなかなか大変ですが、まずはじめにレッスンDVDを送付またはYoutubeの限定公開などで踊りを見てくれる学校が多いです。

その後、現地でのオーディションに呼ばれるという流れになるでしょう。

これは留学エージェントでやりとりを代行してくれるサービスもありますが、費用を抑えたいと思うのならば自分でやることをオススメします。

メリット

自分で連絡先を調べて連絡をし、オーディションをしてもらうのは難しいと思うかもしれませんが、今後バレエ団のオーディションをして行くと考えたときに今経験しておくことは大変役に立ちます。
現地に赴いてのオーディションなので実際の街の雰囲気、校舎の雰囲気も留学前に見ておくことができます。

デメリット

現地に行くには費用もかかるので簡単にできることではありません。
また現地のオーディションなので当然ライバルは外国人が多くなるでしょう。学校のオーディション形式によってはバーレッスンまでしか見てもらえない人もいるので、落ちたときのショックが大きいかもしれません。

向いている人

  • 実際に学校に赴いてみたい人
  • 金銭的に渡航費、宿泊費などをまかなえる人
  • 行きたい学校が明確な人

④サマースクールに参加する

最後のひとつは学校が夏休みに開催しているサマースクールに参加することです。
学校の夏休みを利用してたくさんの学校がサマースクールをしています。気になるものがあったら参加してみましょう。

メリット

他の方法ではないメリットはたくさんのことを学べます。経験としてはこの方法が一番良いと思います。
これから留学するに向けて、短期間のおためしとしてサマースクールに挑戦してみるのも良いでしょう。他の方法より長い目で見てもらえるので、のびしろや人柄といったところも見てもらえます。
学校に今現在通っている生徒も受講していたりするので、もし留学が決まった場合は既に知り合いのいる状態でスタートできるのもいいですね。

デメリット

金銭面では他のものより負担がもっと上がります。学校によってはコンクールでサマーのスカラシップを出している学校もあるので、挑戦してみると良いでしょう。
確実にスカラシップがもらえる保証があるわけではないので、スカラシップを取得する観点から見るとかかる時間や費用に比べて確率が低いかもしれません。本人の努力や運次第ですね。

向いている人

  • 長期的に見てもらうことで魅力を発揮しやすい人
  • 見えない部分でも努力している人
  • 言われたことをドンドン吸収できる人

自分に合った方法でバレエ留学を目指しましょう

スカラシップの取得について4つの方法をご紹介しました。

ひとつめのコンクールでスカラシップを獲得するのは狭き門です。ですが同じ学校でも、コンクールではダメだったけどサマースクールに参加したらとっても気にってもらえた!というような人もいます。

それぞれ向き不向きがあると思いますので、自分をみつめてみて、合っている方法でチャレンジしてみてくださいね!

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