バレエのレッスンでよく登場する「トンベパドブレ」。
ジャンプや移動のつなぎとして頻繁に使われる動きですが、「なんだかしっくりこない」「音楽に乗ると途端に分からなくなる」という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は、トンベパドブレの基本の形から、音楽に合わせた時の変化、さらに実践エクササイズまでを丁寧に解説していきます。
✅ 動画内容の要約
00:00 トンベパドブレはジャンプやピルエットの「つなぎ」として頻出する重要な動き
01:05 「トンベ=落ちる」「パドブレ=足を素早く入れ替える」という言葉の意味の解説
02:10 トンベパドブレの【基本の形】をゆっくりデモンストレーション
03:14 音楽に合わせると動きが変化し、基本形とは違って見える理由
04:27 実際のレッスンでは【5番終わりだけでなく4番プリエで終わる】パターンも多い
05:38 2種類のトンベパドブレ(基本形+音楽用)を両方練習する必要性
06:45 音楽に合わせた実践エクササイズを複数パターンで実践
07:49 トンベパドブレにはたくさんの種類があり、知っておくと混乱しにくい
08:58 腕や上半身の使い方にも複数のパターンがあるため、今後別動画で解説予定
🩰 トンベパドブレとは?基本の考え方
トンベパドブレは、
トンベ(Tomber)=「落ちる」
パドブレ(Pas de Bourrée)=「足を組み替える」
という意味のフランス語から来ています。
基本構造は、
後ろ脚から体重が「落ちる」
前脚にスッと体重が乗る
そのまま素早く足を組み替える
という流れでできています。
🎵 なぜ音楽に乗ると分からなくなるの?
レッスンで止まって練習する形と、
実際に音楽に合わせて踊る形では、
動きが流れる
「トンベ」と「パドブレ」の境目が見えにくくなる
形が違って見える
という現象が起こります。
これは 間違いではなく、実践用の変化形 です。
✅ 終わり方は「5番」だけじゃない!
トンベパドブレは、
✅ 5番ポジション終わり
✅ 4番プリエ終わり
どちらも正解です。
特にセンターでは 4番プリエ→グリッサード→ジャンプ へつながることがよくあります。
🏋️♀️ 実践エクササイズの内容
動画の後半では以下を繰り返し練習します。
基本形のトンベパドブレ ×3回
音楽用に変化したトンベパドブレ ×3回
合計4パターンを音楽に合わせて反復
これにより、
基本と応用の違いが体で理解できる
実際のレッスンでも迷わなくなる
という効果が期待できます。
💡 トンベパドブレ上達のポイントまとめ
✅ 基本形と実践形は「別物」として両方練習
✅ 終わりのポジションは5番・4番どちらも使う
✅ 流れの中で形が変わるのは正解
✅ 音楽に合わせて反復すると一気に安定する
🎀 まとめ
トンベパドブレは、
「たった一つの動き」に見えて、実は
基本形
音楽用の変化
終わり方の違い
つなぎのバリエーション
など、とても奥が深いステップです。
今回の動画を参考に、ぜひレッスンでスムーズに使えるトンベパドブレを身につけていきましょう!