バレエには体の向き・足・腕・首・頭などすべてにポジションの決まりがあります。特に初心者さんが最初に覚えておくと便利なのが「腕の基本ポジション4つ」です。今回は初めての方でも分かるように、ゆっくり丁寧に解説しています。
✅ バレエ初心者さんが最初に覚えるべき「腕の基本4ポジション」
体験レッスンや初心者クラスでは、腕のポジションは名前だけで指示されることが多いです。
この4つを覚えておくと、レッスンがとてもスムーズになります。
① アン・バ(En Bas)|一番下の腕のポジション
お腹の前でやさしい楕円形を作る
肩〜肘〜手首〜指先がなめらかな下向きのライン
脇はこぶし1個分あける
指先は開きすぎず、ほどよく間をあける
✅ ポイント:肩がすくまないように注意!
② アン・ナ・バー(En Avant)|みぞおちの前のポジション
アン・バからみぞおちの高さまで前に上げる
腕の付け根から動かす意識
肘は横に張り、床と平行にならない高さ
✅ ポイント:肩ごと上げないことが大切!
③ アン・オー(En Haut)|頭の上のポジション
腕を頭の上で丸く包む形
手のひらは内側へ向ける
肘はしっかり横に張る
指先は頭のてっぺんより少し前に位置
✅ ポイント:腕だけでなく「立体的な空間」を意識すると美しくなります
④ ア・ラ・スゴンド(A la seconde)|横に大きく開くポジション
アン・ナ・バーから横に大きく開く
指先は少し斜め下向き
肩の高さよりやや下でキープ
雫が腕を伝って指先から落ちるイメージ
✅ ポイント:横に開きすぎて体の後ろにいかないよう注意!
✅ 4つの腕のポジションを音楽に合わせて練習!
動画後半では、
アン・バ → アン・ナ・バー → アン・オー → ア・ラ・スゴンド
の流れを、ジブリの音楽に合わせてゆっくり練習していきます。
かかとを揃えて
つま先を少し開き
肩を下げたまま
腕の動きだけを丁寧に意識
お家でもそのまま一緒に練習できます♪
✅ まとめ|この4つだけでレッスンの理解度が一気にUP!
バレエ初心者さんはまず腕の4ポジションを覚える
名前で指示されても迷わなくなる
レッスンがスムーズ&美しく見えるようになる
音楽に合わせて繰り返し練習するのがおすすめ