バレエのジャンプでよく出てくる
「バロネ」と「バロテ」。
名前も動きも似ていて、混乱してしまう方はとても多いです。
この記事では、
✅ バロネとバロテの明確な違い
✅ それぞれの動きの特徴
✅ 初心者さんでも忘れない覚え方
✅ 実際に体を動かす練習方法
を分かりやすく解説していきます。
バロネとバロテはなぜ混乱しやすいのか?
どちらもジャンプする動き
膝の曲げ伸ばし動作が共通
見た目がとても似ている
名前の響きもそっくり
そのため、
「どっちがどっちかわからない…」
という声がとても多いテクニックです。
まずは言葉の意味から理解しよう
■ バロネ(Ballonné)とは?
意味:「ボールのように膨らんだ」
イメージ:
お椀の中にボールが「ぽわん」と入るような感覚動きの特徴:
両足が同時に曲がって、同時に伸びる
ふんわりとしたジャンプ
■ バロテ(Ballotté)とは?
意味:「前後に揺れる」
イメージ:
小舟が波の上で前後に揺れているような動き動きの特徴:
足を前後に入れ替える
ジャンプ中に一瞬、両足が同じ形で宙に浮く
バロネの動きの特徴まとめ
前・横・後ろ、どの方向にも出せる
足を出して → 戻す、という動き
両足が同時に曲がって、同時に伸びるジャンプ
バーレッスンでもセンターレッスンでもよく登場
バロテの動きの特徴まとめ
基本は前後の動きのみ
ジャンプの中で
足を前に出す
一瞬、両足がそろう
後ろの足と入れ替わる
この**「入れ替え」が最大の特徴**
初心者さん向け!とっておきの覚え方
■ バロネの覚え方
「なんとかだよね〜」と
軸足にもう一方の足が
内側に寄り添ってくるイメージ
ポイントは
👉 内側で終わる動き = バロネ
■ バロテの覚え方
「バロッ!」という
破裂音のイメージ
エネルギーが
👉 外にバンッと飛び出す感覚ポイントは
👉 外に出て終わる動き = バロテ
バロネ&バロテを組み合わせた練習方法
■ 基本コンビネーションの流れ
バロネを連続で3回
バロテを1回
足を入れ替える
もう一度ジャンプ
※ 自宅で行う場合は
必ず椅子やバーにつかまって練習するのがおすすめです。
上達のコツは「体にしみ込ませる」こと
最初は
見て
考えて
動いて
と頭がいっぱいになります。
何度も繰り返すことで
✅ 自然に体が反応する
✅ 名前を聞くだけで動ける
ようになります。
この記事のまとめ
バロネ:
→ 両足同時に曲がって伸びる
→ 内側に寄り添うバロテ:
→ 前後に足を入れ替える
→ 外に弾くような動き覚え方の合言葉
「バロネ=寄り添う」
「バロテ=弾く」