バーレッスンをしていて、
「動きが硬く見える…」「どうしても優雅に見えない…」
そんな悩みを感じたことはありませんか?
実は、少し意識するだけで“上手に見える”上半身の使い方があります。
この記事では、初心者さんでもすぐに実践できるバーレッスン中の上半身のコツ3つを、分かりやすく解説していきます。
バーレッスンで大切なのは「上半身の使い方」
バレエは脚の動きに意識が向きがちですが、
・腕
・胸
・背中
・首・目線
この上半身の連動が整うだけで、動きの美しさは一気に変わります。
【ポイント①】横に倒れる動きは「腕と体のタイミング」が命
横に体を倒す動きは、バーレッスンで最もよく出てくる基本動作です。
ここが苦手だと、動きが硬く見えてしまいます。
✔ 正しい腕の動かし方
腕は肘から先→アロンジェ→アンバー→アロンジェの流れで使う
いきなり形を作らず、途中経過をしっかり通る
✔ 体と腕のタイミングのコツ
腕と体を同時に倒さない
45°くらいの位置で腕がアンバーになるのが美しい
✔ 横に倒し切ったときのポイント
顔は真正面ではなく、少し下へ向ける
戻るときは胸を大きく使って起き上がる
これだけで、一気に「伸びやかで優雅な動き」になります。
【ポイント②】体をぐるっと回すときは「内側→外側」が基本
体を大きく回すとき、いきなり外に振っていませんか?
実はそれだと、動きが小さく見えてしまいます。
✔ 回転を美しく見せる流れ
一度、内側に引き込む(呼吸と一緒に)
そこから勢いをつけて大きく広げる
アロンジェ → 後ろでアンバー固定
✔ 手のひらの向きでラインが変わる
手のひらを少し返すだけで、腕のラインが大きく見える
肘から先まで長いラインを意識
✔ 後ろから前へ戻るときの注意点
後ろで作った長いラインを崩さずに回る
横・斜め・前まで同じ大きさをキープ
【ポイント③】腕を前に出すときは「胸と一緒に動かす」
腕を前に出したとき、
背中が後ろに引ける
胸が潰れる
目線が落ちる
この状態になると、どんなに正しい形でも美しく見えません。
✔ 正しい体の使い方のイメージ
胸と手は“糸でつながっている”ように一緒に動かす
背中は後ろに引かず、前に押される感覚
✔ 目線の位置が印象を決める
現真ん中ではなく
✅ ほんの少し上を見る顎を引きすぎない
✔ 手先は「20cm先を意識」
「ここが指先」と思わず
空気の先まで腕が続いているイメージで動かすと、手が長く美しく見えます。
✅ たった少しの意識で、バーレッスンは劇的に変わる
今回ご紹介した3つのポイントは、
横に倒れる動き
体をぐるっと回す動き
腕を前に出す動き
すべてバーレッスンで毎回使う動きです。
ほんの少し意識するだけで、
動きが硬く見えなくなる
優雅さが出る
「上手になった?」と言われやすくなる
という嬉しい変化が起こります。
まとめ|次のレッスンで意識するポイント3つ
腕と体のタイミングは「45°」を意識
回転は「内側→大きく外」
胸と腕は必ず一緒に動かす
次のバーレッスンから、ぜひこの3つを意識してみてください。